いつもご来店いただき誠にありがとうございます。
12/9(土)は、当店にてクリスマスミニライブ&アロマ体験のコラボイベント
「冬の囁きに耳を澄ます」~音と香りの新たな出会い~が開催されました。
当初は真っ白な冬景色の中行われることを想定していましたが、
当日は12月とは思えない10℃越えの暖かさ。意外にも雨模様の天気の中での開催となりました。
出演者は、昨年のライブが好評だった
東京在住のボーカル&ギターのアンサンブルデュオ「Sen」のお二人。
そして、北広島市在住のアロマセラピスト「吉田佐由美」さん。
そう、今年は音楽とアロマのコラボという初の試みのとても贅沢なイベントです。
アットホームかつ和やかな雰囲気の中ライブがスタートしました。
ゆったりと身を委ねながら一緒に口ずさみたくなるようなオリジナル曲、
そして昨年のライブで好評だった
戦場のメリークリスマスのオリジナル歌詞付きバージョンなどで
参加者の皆さんをどんどん引き込んでいきます。
そして、前半ラストはその名も「小春日和」という楽曲。
なんと!本イベントのために新たに作っていただいた新曲だというから驚きです。
当店の小春日和ランチプレートのスープなどが歌詞の中にも出てくる
まさに当店との出会いから生まれた楽曲と伺い、感激もひとしおです。
穏やかな小春日和を連想させるゆったりと静かで心落ち着くナンバーです。
新曲「小春日和」を演奏中のSenのお二人
前半5曲が終了したところでライブは小休止。
ここで、香りに関する講話が始まります。
香りを和音に例え、高音を連想させる香り、低音を連想させる香り、その中間の香りと
実際にアロマオイルを垂らした試香紙を配りながらそれぞれ香りを楽しんでいきます。
音楽とアロマは、全く関係のない分野のように感じられますが、
日本古来から伝わる香道では、香りを嗅ぐことを「聴く」と例えるそう。
また、香りのブレンドを行うイギリスの調香師が使うアンティークの調香台を
「オルガン」と言うお話からも音楽とアロマとの親和性の高さを伺い知ることができました。
香りに関する講話を披露する吉田佐由美さん
トップノート、ミドルノート、ベースノートと、様々な香りが絶妙なハーモニーを奏で、
柔らかな癒しの音楽のように心地よい香りが重なり合い、会場を包み込んでいきます。
今回使用した香りは、Xmasをイメージしてチョイスしていただいたもので、
会場いっぱいに広がった香りは、暖炉やこたつでぬくぬくと過ごしているような
どこか温もりを感じさせる冬にぴったりのブレンドでした。
本日の焼き菓子「パネトーネ&クグロフ」
そして、当日提供させていただいた焼き菓子は、
イタリアミラノの発酵菓子「パネトーネ」と
フランスアルザス地方の菓子「クグロフ」。
いずれもXmasの時期に食べられる伝統的なお菓子。
両方とも道産小麦「春よ恋」を使用し、今イベントの為に
ミニサイズで特別にお作りいたしました。
皆様、クリスマス気分は味わっていただけたでしょうか?
アロマ体験の後は、心地よい香りに包まれながら後半の5曲。
年齢的に悲しいことや寂しいことなど喪失感を感じる出来事が多くなる
というお話から、今は亡き人を想いながら作ったという「またね」。
目には見えないけれど確かにそこにあるもの
寂しさだけではなく、どこか光を感じられるような
じわじわと心が温かくなるようなナンバーでした。
そして、ラストのオリジナル曲「夕焼け」が始まる頃、
雨もすっかり上がり、一瞬ほんのりと空が赤く染まりました。
音楽の魔法にかかったかのようなとても素敵な瞬間でした。
年末が差し迫る大変お忙しい中にも関わらず
本イベントの為に多大なるご協力をいただきました「Sen」のお二人、そして吉田佐由美さん、
そして、何よりもお時間を作って本イベントに足を運んでいただいた参加者の皆様、
多忙な日常のあれやこれをすっかり忘れさせてくれる楽しく幸せな2時間でした。
この場を借りてお礼申し上げます。
どうもありがとうございました!